X線撮影のワークフローを革新する次世代型DRシステム
DR Matrixiaは一般X線撮影における検査業務を大幅に短縮するデジタルX線撮影システムです。人体を透過したX線を自動的に検出するフラットパネルディテクタ(以下FPD)とFPDを操作・管理するコンソール端末から構成されています。認証番号:228AGBZX00048000
特長
用途に適した重さと耐久性
集積回路からカーボンハウジングまで徹底した軽量化に配慮して設計されています。最軽量モデルのパ
ネルはわずか2kgに満たない重さと、わずか15mmの暑さで、各社の撮影台にそのまま組込可能です。
200kg耐荷重(面)のポータブルモデルでさえ、握りハンドルを取り付けた状態で3.6kgの重さしかありません。
X線曝射を自動検出
X線曝射を自動検知する専用回路AED(Automatic Exposure Detection)が組み込まれています。X線曝射スイッチや高電圧発生装置から曝射トリガーを受けずに撮影動作を行うことが可能です。装置メーカーに接続を依頼する必要がなく、接続費用が発生しません。
自動化されたキャリブレーション
75kVp 一か所の撮影とダーク画像取得のみでキャリブレーションが実行できるようにACC(Automatic Calibration Control)が組み込まれています。さらに、キャリブレーションデータはフラットパネル本体に保存できます。
従って、X線装置が変更されてもキャリブレーションを再実施する必要がありません。
高速ハイブリッドLAN構成
フラットパネルと撮影コンソール間のデータ転送にイーサネットを採用しています。有線LAN接続モード、Wi-Fi子機モード、親機モードと3種類の接続方式から運用に合わせて使い分けができます。Wi-Fi親機(ルータ)はパネル本体に内蔵されているため、院内の移動撮影、院外の出張撮影でもWi-Fi機器設置の手間無く利用可能です。
バックアップ保存
フラットパネルにUSB3.0ポートを備えています。ポートにUSBメモリを接続すれば、撮影RAW画像をバックアップ保存できます。保存画像は正規化処理、ピクセル補正済みの結果を出力できます。
ご希望のPCをコンソール端末に
DRコンソールはソフトウェアで認証を取得しているため、タブレットからワークステーションタイプまでお客様の営業シーンに合わせたコンピュータで運用することが可能です。(組合せ可能なPC仕様は仕様書または添付文書をご確認ください。)
構成
お客様の撮影環境に応じて、最適なシステム構成をご提案致します。仕様
Matrixia4343 型式 |
ワイヤードモデル |
ワイヤレスモデル |
ポータブルモデル |
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パネル寸法 (mm) | 460(H) x 461(W) x 15(D) (ポータブルにはハンドグリップ付属) | |||
パネル 重量 (kg) |
本体 | 2.65 | 2.65 | 3.2 |
バッテリ込み | - | 3.05 | 3.6 | |
ピクセル数 | 3,072 x 3,072 (約9.4メガピクセル) | |||
画素サイズ | 約139μm | |||
A/D変換 | 16bit | |||
鮮鋭度 (MTF) | 0.63以上 | |||
ノイズ (DQE) | 33%以上 | |||
耐荷重 (kg) | 面荷重 | 50 | 50 | 200 |
点荷重 | 20 | 20 | 90 | |
X線トリガー | AED機能(X線曝射を自動的に検出) | |||
キャリブレーション | ACC機能 (自動化されたキャリブレーション機能により75kVp一点曝射計測で完了) |
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撮影サイクルタイム | 約8秒~ |
○本社
〒330-0854
さいたま市大宮区桜木町4-313-201
TEL 048-658-3980
FAX 048-658-3981
○九州支店
〒810-0032
福岡市南区塩原3-21-36-1F
TEL 092-408-1000
FAX 092-408-1002